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VOIPノード局を開設する場合には、必ずといっても良いほど必要なトーンスケルチ回路。ずっとハードウェアに頼ってきた。ハードでやっていることは、ソフトウェアでも出来るはず。トーンスケルチ回路のPCソフト版を開発しました。
はじめての方へ。
まずは、SoftTSQ導入ガイドラインをお読みくださいませ。非常に重要なことが記載されていますし、必要な情報だけかいつまんで説明してあります!
ノードを運用しているPCに、SoftTSQをインストールする。SoftTSQではサウンドカードの音声を盗み聞きして、トーン信号の解析を行い、スケルチ信号をシリアルポートを使って出力する。
- 無線機によって、AFレベルが異なる。また音質も多種多様で、マイクによっても変わってしまう。これのすべてに対応するためには、非常に大変である。
- オペアンプのアクティブローパスフィルタでトーンのみを抜き出しているが、音声によってはトーンのみを抜き出せず、ピークレンジを越えてしまい、サチュレーションが発生する。このサチュレーションがおきた状態の信号を解析すると、トーンレベルが小さく見えることもあり、結果的には過変調のときに、トーン未検出となる事があった。
- トーン検出回路の価格が高い。
- 場所を食う。
- サチュレーションが起きず、正確にトーン検出が出来る。
- 他のVOIPシステムでも容易に使えるはず。
- メモリ資源が豊富でソフトが作りやすい。
- 高速化のためのライブラリ等を使用できる。
- 無線機はトーンに触れることが無い。トーンスケルチは一切要らない。
- 周辺回路が楽チン。フィルムケースに入ると思います。
- 将来的には周辺回路無しで行けるかも。(SQL信号検出情報をソフトウェア間でやり取り出来たらFB!)
- サウンドカードの音声をゲットする。
- 音声信号解析を行う。(ソフトDSP)
- トーン設定周波数と音声信号解析結果から トーン信号有無を判定させる。
- 判定結果を COMポートに出力する。
以上の事をリアルタイムで行う。
- 入力サウンドカードを選択できる
- サンプリングレートの設定が必要か?
- トーン設定が出来る。(67Hz〜250.3Hz)
- 検出結果出力先選択が出来る。(まずはCOMポートのみ)
(Ver1.10からはEchoLinkに出力できるようになりました。)
画面構成
ちょちょちょっと画面を作ってみました。笑
必要なソフトウェア
マイクロソフトが開発した。DirectX
を入れてね。
.NET Framework1.1
は要らないかも?
SoftTSQを稼動させるためには、ちょっとした周辺回路が必要です。EchoLinkでは必要ありませんわよ♪
SoftTSQ 周辺回路図
調査検討資料
- 開発ツール
SoftTSQ 開発環境へ。
- サンプリングレートの検討
SoftTSQ サンプリングレートの検討へ。
- お!DirectXがっ
SoftTSQ DirectXとの格闘
- 隣接チャネルによるかぶり
SoftTSQ 隣接チャネルによるかぶりはこちら。
SoftTSQ ゲストブックを作っておきました。
ダウンロードされた方、是非一言おいていってくれたら、幸いです。応援メッセージでもオッケーです。O(・v・)O イエイ!!
SoftTSQのアイコンを大募集しています。
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現時点では、WindowsXPとWindows2000でうまく動作しています。Windows2000ではサウンドカードを増やす事により対応できます(2007/04/24)
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