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概要

PICマイコンを使って、トーン信号発生回路を考えてみました。古い無線機はトーンが出せない場合も多くこまっているのではないでしょうか? 近所のアマチュア無線仲間から、こういった相談がありました。古い無線機があるが、トーンが出せないと・・・。 そこで非常に簡易的なトーン発生回路をつくってみることにしました。

実現方法

PICマイコンでパルス波を発生させ、この波形をCRフィルタでおとすようにする。

回路図

  • fileToneGenereter_01.BMP

    まぁいろんなやり方はあるのでしょうけれども、時間もなく、単純明快構成としました。

シミュレーション

0,5Vのパルス波形を入力したときの、トランジェント解析とAC解析を行ってみました。800mVp-pの正弦波が確認できました。 &ref(): File not found: "ToneGenereter_01Sim_00.GIF" at page "PICトーン発生回路";

実際の波形

  • 実際にこの回路を実装し、オシロスコープで波形を観測しました。

PICToneSig_00.jpg

上段−PICから出力される123Hzのパルス波形
下段−CRフィルタを通過して、無線機のAF入力にいれる波形

実装風景

  • STANDARD C5000 に組み込みました。

PICToneSig_01.jpg

  • AF入力はAQS端子の中から探し出しました。
  • 前面のTONEボタンを押すと 5Vが出るラインが見つかったので、これをPICの電源としました。
  • 子基盤をつくり、トーンスケルチ導入用のスペースに入れ込みました。
  • 子基盤を放熱シートにサインドイッチするような形にして実装しました。

PICマイコン

使用したPICマイコン

  • PIC12F675

マイコンの使い道

  • ある一定パルスを出力するだけ。(ただし、シミュレータを使って、きっちり周波数を合わせる事が必要!!)
  • 汎用性を考えるならばトーン切り替えをつけた方が良かったが、今回は時間もなかったので、トーン123Hzのパルス波形を単純出力するものにした。
  • 内部4MHzクロックモードを使用
  • 電源が入れば、何の設定も無く123HzのパルスをGP0端子から出力する。

コンパイラ

  • HI-TECH PICCコンパイラを使用しました。

ソフトウェア

トーン付加した交信音声

過去ログ

PICトーン発生回路(過去ログ1)

編集後記

  • 欲を言えば、もうちょっと3倍高調波成分が落ちればよかったなぁとおもいます。もっとフィルタをがんばらなければなりませんね。専用カスタムICは強烈なフィルタが入っているか、D/Aコンバータを使っているのでしょう。
    または別な策として、PWMモードを使う手があります。ただし、これは、ある程度のDTMFぐらいの周波数であれば、それっぽく再現できますが、トーン周波数(67Hz〜250Hz)のように低い周波数は制御しきれないかもしれません。 本当に理想的なトーンとは、きれいな正弦波をさします。D/Aコンバータを使うことにより、これが可能となりますが、後は値段と時間のご相談でしょうね。
    アマチュア無線的にトーンを付加するのであれば、上記のような簡易的な処置でも良いのではないでしょうか。

    こうやって無事、C5000は、第2に人生を歩むことになりました。O(・v・)O イエイ!!


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Last-modified: Tue, 27 Dec 2016 00:33:17 HAST (1050d)