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FoxTrak

FoxTrak(PC経由の設定)

概要

FoxTrakを使用するためには、自局のコールサインやシンボル等の設定を行わなければならない。この設定を行うためには、シリアルポート(COM)を持つPCとFoxTrakを接続して行う必要がある。

接続

  • PCのCOMポートとFoxTrakを、シリアルクロスケーブルで接続する。(COMポートが無ければUSBシリアル変換ケーブルを使ってOK牧場!)
  • FoxTrak J3(RADIO端子)から 電源を供給する。(8V〜14V程度)
    その他の接続は要らない。

設定ツール

  • ここからダウンロードする。
    =>DOS, Windows & Linux Configuration Programsで、Windowsの右側の矢印をクリックすると、TTConf-win.zip がダウンロードできる。
  • TTConf-win.zip を解凍し、生成されたTinyTrakConfig.exe実行する。 こんな画面が出てくる。
    TTCFG_00.JPG
  • FoxTrakを接続しているCOMポート番号を選択し、ReadConfigurationをクリックすると、FoxTrakの設定が全て読み出せる。
  • コールサインやDigiPathなどを設定変更し、WriteConfigurationをクリックすると、FoxTrakに設定を送る。

設定内容

コールサイン

APRS移動局のコールサインを入力する。

例) JM7MUU-9

Path

DigiPathを設定する。良くわからなければ、こんな風に設定しよう。

例1) WIDE1-1,WIDE2-1
例2) RELAY,WIDE
例3) RELAY,WIDE1-1

Timing

  • KeyUp Delay(TXD), Transmit every
    PrimaryとSecondaryの二つが設定できる。尚、スマートビーコンを使う場合にはこれらの設定は無効となる。
  • QuietTime
    SQLが閉じてから何秒後に送信可能状態とするかどうかを秒単位で設定する。ディフォルト値は3秒となっている。パケットが多い地域ではもうちょっと短めに設定しないと時局の位置情報を発信できない状態が続くので、2秒ぐらいでもいいんじゃないかな。
  • Calibration
    FoxTrakが生成するAFSK信号(ビギャー音)の周波数を微調整するためのもので、通常はディフォルト値(63)のままで問題ない。

Beacon

  • Message
    位置情報と共にビーコン文字列を送信することが出来る。半角大文字小文字のローマ字や数字などで構成すると良い。
    例) GM.FoxTrak! WiRES#0945D
  • BeaconEvery
    何回位置情報を出したら、Messageを付加するかを設定する。例えば5と設定すれば、5回の位置情報の中に1回だけMessageを付加する事になる。

APRS / MIC-E

  • Message
    まぁ使うことは無いでしょう。
  • Path
    まぁ使うことは無いでしょう。
  • Symbol, AltTable
    位置情報と共にシンボル(絵アイコンね)を送信します。シンボルは大きく分けて2種類あります。以下のテーブルから一文字を抜き出して設定します。
    =>Primary Table
    =>Alternate Table

    Alternate Tableを使う場合には、AltTableにチェックを入れます。

設定参考例

で、JM7MUUの設定はこんな感じにしてますだよ! OK牧場の設定でーす。
TTCFG_JM7MUU-9.JPG

DigiPath設定がTRACEになっていますが、実験用に変えて有ります。良くわからない方は、WIDE1-1,WIDE2-1 に設定してね。


どぞー


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Last-modified: Tue, 27 Dec 2016 19:32:56 JST (2669d)