Top > DCSコード解析

Ham

概要

これは、DCS(デジタルコードスケルチ)の信号を解析し、スケルチ回路の実現性を検討するものである。

DCSとは

DCSシステム概要

  • データレート134.3bps の速度で送られるNRZ(Non Return to Zero) デジタル信号で、搬送波を直接FM変調
  • Golay(23,12) 符号を使用。(総ビット数23, 有効ビット数12=>パリティビット数11)
  • DCS コードは9ビットを8進数3桁で表す
  • DCS コードは形の上では512個表現できるが、この内、誤検出されにくいコードを選び、103個使用出来る。
  • DCS 符号によるトーン信号の送り出しは、Normal とInverted の2 つの形式がある。
  • Normal 形式では、FM 変調の際にDCS 符号の”1” を搬送波の周波数が高くなり、”0” で低くする。
  • 切断符号は 7.46ms のON/OFF信号を180ms送出する。(装置によって無い場合もあり。)
  • FM変調度は、法令規定は無いが 音声レベルの10〜20%のようだ。

実際のDCSコード波形の観測

FT-7800 DCS023の無変調波形を観測

DCS023_a.JPG
繰り返し同じ波形が観測された。
最初のピークは、50.52ms。次のピークは、224.93ms。
コード周期は、約174.4ms(224.93-50.52ms)と見える。

規格では、134.3bps 23bit周期である事から、
1秒間に134.3bit送出できる速度で、23bit
1周期(T)=(1/134.3)×23 = 171.26msとなる。

規格の周期と実測したDCSコード波形の周期が
一致している事が分かる。


FM変調とは

「FM」は「Frequency Modulation」の頭文字「F」と「M」から来ていますが、「Filter cut-off frequency modulation」とも言うようです。
FM変調は「sin(θ+α)」のθを変化させます。θは角度で、αは、位相を表します。

実際には

「sin(2π×fc×t+sin(2π×fm×t)×mf)」
 fcは「キャリア周波数」
 fmは「モジュレータ周波数」
 tは「時間」
 mfは「モジュレーション・インデックス」

こんな感じになります。

パリティ計算

波形

DCS023I_001-s.jpg
DCS023I_TurnOFF_000-s.jpg
DCS023I_TurnOFF_001-s.jpg
DCS023N_000-s.jpg
DCS023I_000-s.jpg

参考サイト


Reload     Front page List of pages Search Recent changes Backup   Help   RSS of recent changes
Last-modified: Tue, 27 Dec 2016 00:32:48 HAST (1080d)