さぁ、どこから手をつけたらいいんだろう。そんな悩みをお持ちの方に、私なりに考えた道を御案内します。 APRSの面白さTinyTrak3Plus+GPSセットをゲットしましょ!まずは、自分の位置情報を発信するものを入手します。TinyTrak3Plus を使っても良いですし、お金に余裕があるのであれば、TM-D710 が最もお勧め! 走りましょう!TinyTrak3Plus などの位置情報を発信するものを、車や自転車、バイクにとりつけて、走りましょう。周波数は、144.66MHz か 144.64MHz でOK! 軌跡を見ましょう!あなたの軌跡、残ってますか? 結構綺麗に軌跡が残っているようであれば、その地域では既に、I-gateやデジピータがある証拠です。
軌跡が綺麗に残ってない場合は・・・144.66MHzや144.64MHz をしばらく受信します。ビギャーという音が聞こえるようであれば周辺にデジピート局などが存在する可能性が高いです。その場合には、送信機側の問題の可能性がありますので、ハンディートランシーバ等で自分が発信しているパケット音を聞いてみてください。 軌跡が全くでない。でも受信していると、ビギャーって音は聞こえてくる。そんなときは、送信機側の変調音が割れていないか、または変調が浅くないかをチェックします。どうしても駄目の場合には、違う無線機を使ってみるのも手です。 ちょっと軌跡は出る。でも微妙・・・そんなときは、周辺にI-Gate局やデジピート局が存在する事を意味します。でも電波が弱かったりすると、場所が良いところではとってもらえたり、建物の影に入るととってもらえなかったりします。その場合には、デジピート局の設置を検討します。 デジピート局とは・・・受信したパケットを再送信する中継所といったところです。 デジピート局って簡単?TNCと無線機とアンテナがあれば、設置できます。昔のTNCを持っていませんか?TNC-22でもデジピート局を作ることが出来ます。インターネットに接続する必要はありません。場所が良い場所(ビルの上とか、山の上とか・・・)、そんな所に設置するのが望ましいでしょう。 特殊な無線機も要りません。データ端子も要りません。通常交信が可能な無線機であればOKです。 PCも要りません。
デジピート局を作って反応してくれているけれど、ネット側に流れない。デジピートした電波がI-gate局に届いていない事が考えられます。無線機がしっかりパワーが出ているか等をまずはチェックします。 その後、APRSを既にやっている方に相談してください。もしかしたら、デジピートの設定で行けるかもしれません。 とにかく静か。I-Gateもデジピータも無いみたい。そんなときには、I-Gate局の設置を検討しましょう。 I-Gateってなに?ビギャーというパケットデータをインターネット上に流します。 I-Gateの設置は簡単?設定が一杯あって、結構大変です。一つ一つ吟味しながら設定してゆく必要があります。もし間違った設定をしてしまうと、世界中のAPRSに迷惑をかけることもあるので、慎重に設定したほうが良いでしょう。(と、どこかのホームページに書いてありました。)が、解らないところだらけだとおもいますので、とにかくチャレンジです。 UI-VIEW32 というソフトウェアを使用することになるでしょう。 必要な設備は PC,TNC,無線機,アンテナ となります。インターネットに接続されている必要があります。
APRSのトラフィックを考えてみましょう144.64MHzや144.66MHzをモニターしてみましょう。もしお手元にTNCがあるようでしたら、パケットを受信してみましょう。いろんなデータが行き来しているのがわかるとおもいます。最近、人口密度が高いエリアで、パケットが多すぎて出せないといった相談を受けます。その周波数を受信していると、ほとんどが送信されっぱなしという事なのです。私なりに原因を考えてみました。
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