Top > 開発日誌 > 2009-07-01
  • MsFB/ToneDecoder DTMF送信機対応
    DTMF送信機のピンレイアウトを検討した。やはりLCDを付けるのは大変そうだ。ここはゴメンなさい。<m(__)m> LCDの対応は後に回します。とりあえず検討した結果が、MsFB/DTMF送信機/DTMF送信機回路図とピン配置 である。この回路で実験を開始した。
    DTMF送信の中で課題になっていたのが、音量だった。マイコンの出力で音を鳴らす回路を色々と探してみた。なんせ電流が取れない。取れたとしてもIO電流20mAが最大。これで外付けのアンプなどを付加しないで出力する方法。いろいろと探してみたら、あるある!。BTLという方法で、正相と逆相の信号をスピーカの両端に接続して、出力電圧を大きくしようといった試みだ。早速試してみた。普通だったら、反転アンプを付けなければならないが、PSoCだから要らない。内部でAMP_INVというモジュールを入れて、配線すればOK牧場。アンプのゲインも自由に変えられる。とりあえずアンプが飽和しないぐらいのゲインでアンプをかけてみた。んー確かに大きくなる。でもまだ小さいなぁ。スピーカと直列に200オームの抵抗を入れてある。これ以上抵抗を小さくすると、きっとIOがもたないだろうなぁ。そこで思いついたのがアンプのゲインを極端にでかくしてみようという技。もちろんゲインを挙げすぎるとノイズが増幅されるし不要波が一杯でてくる。でも、結局はフィルタがかかるんだし。耳できくわけじゃないし。高い周波数成分だったら、アンプのパワーを下げればLPFをかけてるような効果が得られるはずだから、やってみようとおもって、トライしてみた!
    やったー!結構聞こえるぐらいの音がでてきた! 無線機のハンドマイクに、DTMF送信機に接続しているスピーカを貼り付けた状態で、DTMFの認識がうまく行った。よし。これで行こう!
    あとは、スピーカの音量調整をどうするかだなぁ。内部にA/Dをマッピングして、この読み値によって、アンプのゲインを変えてあげて、外部からは半固定抵抗でグリグリが妥当な所かなー。そこまで必要か?といった話もあるなぁ^^;; 極端にでかい音はでないから、とりあえず保留かな。素敵な音を出したい方には、外付けでアンプを入れてもらいましょう。
    スピーカに接続する端子は二つあって、プラス側は±2Vp-pぐらいの綺麗な信号が出ています。マイナス側が反転アンプでゲインがかけてあるかんじです。
    無線機につなぐときには、+側とGNDを使って信号を送信。
    スピーカにつなぐときには、+側と-側をスピーカの両端に接続。ってかんじで。

    あぁ。無線機側に接続するときにレベル調整が必要だね。半固定抵抗をいれてもらうか。または、PSoC内部で出力バッファアンプをいれて、可変にするかだなぁ。
    そうだ。MsFB/ToneDecoder のように、COMポート経由でターミナル画面でレベルを変えられる様にしておこうか。その方が作る人は楽だなぁ。


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Last-modified: Tue, 27 Dec 2016 19:34:17 JST (2670d)